HOME > 教師紹介 指導法等 > 指導の基本姿勢
head_img_slim

教師紹介 指導法等

 教師紹介 
 文法を大事に 
 指導の基本姿勢 

指導の基本姿勢

■ 分からない人の視点に立って

 本来「教える」行為は分からない人になされるのですから、これは当然のことなのですが、英語が出来過ぎる、あるいは初めから出来た教師にとっては、当たり前すぎて説明すべきところが分からず、意外と難しいことかもしれません。

 幸い(?)私は教師紹介でも述べましたように、自分が出来なかった時のことを今でもはっきり覚えていますので、分からない人の視点に立った、的を得た授業を行なうことができます。

 正論であっても、何も分からない時にそう説明されてもピンとくるものではないとか、今の段階ではこれだけに絞ってやった方がよい、あるいはこれは他の項目と連動して初めて分かるものなので、とりあえずこの辺で先に進んだ方がよい、などという判断もできます。

 また実際に勉強での苦労を味わっている分、精神的な共感もしやすいと思います。この点は生徒さんのやる気を出させるのにも有利でしょう。

photo

 英文を読む時なども、ある程度出来るようになると、大きなかたまりを一気に俯瞰的に捉えることができ、主旨や英文の方向性をつかむことができます。細部で分からないところがあっても、主旨から推測がついたりします。

 でも出来ない人、成長途上の人は、そうした読み方はできず、どういう方向に進むかが分からない中で、単語や文法といった小さな項目を積み上げていって、大きな主旨にたどりつかなければなりません。言ってみれば、何も見えない霧の中間近に見えるものだけを頼りに、進むべき正しい道を探らなければならない訳です。

 得てして教師は、霧のかかっていない上空からゴールが見えてしまっているので、進むべき方向はこっちに決まっているではないかと思ったりしますが、霧の中にいたらそうは言えません。オンライン家庭教師 英語110番はこうした誤りに陥らず、自らも霧の中に入り、霧の中でも役立つことを提供します。

 もちろん最終的には上から俯瞰的に見た読み方が出来るようになるべきなのですが、今読めないレベルのものを理解できるようになりたい場合、ただ漫然と読んでいても分かるようにはなりません。まずは上述のような文法等を駆使した解読的な読み方から始めるべきでしょう。



■ シンプルに、体系的に

 英語というのは結局覚えてなんぼで、当たり前ですが最終的には覚えなければ力はつきません。そのためにも、何を覚えればよいかをはっきりさせ、かつなるべく覚えるものを少なくするのがよいでしょう。

 またオンライン家庭教師 英語110番が重視する英文法も、体系的につながって初めてしっくりくるものです。文法の一番最初に学ぶSVOC(文型)なども、それだけにとどまっていては見えない部分があり、他の色々な文法を身につけてようやくしっくりくることもあります。なので1つの項目で深くやりすぎず(希望があればやりますが)、体系化を早めるためにも、ある程度のことが分かったら次に進ませる、といったことも考えて指導をします。

 ちなみに文法は難しいことを知れば知るほどいいというのは誤りです(一理あるかもしれませんが)。難しいことを知りその単元だけに強くなっても、他の似たものと区別ができたり、そもそもあらゆるものが入り混じっている実際の英文で(特定の文法に特化した練習用の英文ではなく)、その単元だと気づけたりしなければ意味がありません。そうした実戦の場面でも文法を駆使するには、使い勝手のよい形で、つまりシンプルな形で頭に入れておかなければなりません。

photo

 例えばingの形をとる分詞構文があります。色々な意味や色々な変形がありやや難しめですが、そもそもing形は分詞構文だけではなく、動名詞や分詞の形容詞的用法などもあります。実際の英語ではそれらの可能性も考えつつ、分詞構文だと見抜かなければいけない訳ですから、そうした余力を残しておくためにも、各単元はシンプルに学ぶべきですし、こういう場合のing形はこの意味だといった目印を知るなど、体系的な学習も必要でしょう。

 また上述のSVOCでも突っ込めば難しい事柄がありますが、一番大事なのはそこではなくて、SVといった単純なことを常に意識するということです。そういう意識が不定詞の意味上の主語の気づきにつながったり、さらには my entrance into the room という名詞のフレーズでも、my と entrance(enter(入る)の名詞形)にSV関係を見出だして、「私がその部屋に入ること」(私のその部屋の入口:ではなく)という意味だと見抜けることにつながったりするのです。シンプルさが大事な所以です。

 なおここで言うシンプル、体系的は、上述のような英語そのものの解説に加えて、あなたの今の状況ではこれをすべきだなど、勉強法をはっきりと指摘することにも当てはまります。



■ 1人1人の生徒に応じた指導

 これを行なうにはまずは、教師が各生徒さんの特徴をきちんと見抜けなければなりませんが、オンライン家庭教師 英語110番はまさにそれが出来ますので(そしてそこに面白みを感じます)、真の意味で1人1人の生徒に応じた指導が可能です。

 まずは生徒さんは今何が分かり何が分からないのか、今このレベルまではついてこれるか、こういう説明の仕方だと波長が合うようだ、今こなせる分量はこれくらいかな、など様々な視点で生徒の状況を把握します。そして必要なものを絞って最もシンプルな形にまとめ、不要なものは省き、定着のための練習課題や練習量も提示します。通り一遍ではないオーダーメイドの指導です。

 文法解説でもとっつきにくいものがあれば、何とか一歩を踏み出してもらうために、簡易的なものに変形して提示します。例えば「時、条件を表す副詞節は未来の内容も現在時制で表す」という法則があります。各ポイントが簡潔にまとめられた優れものなのですが、初心者の方には抵抗があるかもしれません。そんな場合はまず「when~、if~は現在形にする」で覚えてもらいます。そう言い直すと正確ではないのですが、そこは断った上で、まずはその世界に足を踏み入れてもらうこともします。

 逆に難しいことを知っていても、実際の運用で間違いが多ければ、基礎に戻って説明したりします。関係代名詞の高度なこと(前置詞がつくもの、SVの挿入、複合関係代名詞など)を知っていても、一番の基本である2文が1文になるメカニズムを説明し直すこともあるでしょう。

 一方で文法を重視する英語110番ですが、あなたは理論に偏り過ぎなので、もっと練習量を増やした方がよいという指導になるかもしれません。

photo

 さて情報にあふれた現代、ネットにはありとあらゆる情報があり、英文法の知識もほぼ全てが網羅されていると言っていいでしょう。しかも結構分かりやすかったりします。なので量的にも、質的にも自分一人で学べるだけの情報は簡単に手に入れられると言えます。

 でも情報は情報で、今のあなたは何から始めるべきか、どのくらい習得したら先に進むべきか(完全に覚えたら? 大体理解したら?)などは教えてくれません。また情報そのものは理解できても、今自分が読みたい(書きたい)英文にどう適用したらよいかは分かりにくかったりします。

 そんな時に、思い立ったらすぐに授業が始められ、短期もOKなオンライン家庭教師 英語110番は利用価値があるのではないでしょうか。短期でも英語110番は、生徒さんの特徴をすぐに的確に見抜けますので、有益なアドバイスが受けられると思います。自習ベースの方もどうぞご利用ください。



 教師紹介 
 文法を大事に 
 指導の基本姿勢 

 

お問い合わせ

ご質問無料体験授業のお申込み等、お気軽にお問い合わせください。
icon TEL042-703-9623 or 090-7257-8099 (8:00~22:00) ※ お電話は英語110番ではなく、教師名の安田で応答致します。 icon MAILeigo110@icloud.com
所在地:神奈川県相模原市中央区田名(番地等はお申込み時にお伝え致します)
 オンライン家庭教師 英語110番 安田好孝


ページトップに戻る