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文法を大事に

 教師紹介でも述べましたように、自分自身英語が全く分からない時に文法に助けられた経験により、私は英語力を上げる鍵となるものは文法だと思っています。特に自分が経験したように、全く分からない段階からある程度のレベルまで上げる場合には、文法はとても効果的だと思います。やるべきことがはっきりしているので、ステップアップしている手応えが感じられ、やる気アップにもつながります。

 また私のように落ち込んだ経験がないにしても、小さい頃からネイティブのように英語を身につけなかった人が、ある程度の(例えば英字新聞が読める)英語力にまで上げていくには、どこかの段階で文法は必要な気がします。言いかえれば、今直感的に分からないレベルの英語を分かるようにするには、文法が必要な気がします。上のレベルがまずは文法の助けを借りて分かるという状態にし、その後反復練習によって直感的に分かるようにすればよいのです。

 確かに文法は英語のほんの一部ですし、文法をやりさえすれば英語の全てが出来るようになる訳ではありません。また文法では割り切れないこともたくさんあります。でもそれは英語が出来るようになってから言えることであって、出来ない時に、本来割り切れないんだからと、つかみどころのない教材ばかり与えられても、効率のよい勉強とは思えませんし、何よりもやる気がなくなってしまいます。

 そもそも言葉の本質的な部分は割り切れないのでしょうが、その本質に到達するのは簡単ではありません(特に外国語に対しては)。でもせっかく文法という割り切れるものが存在しているのですから、まずはその取り組みやすいものから始めてみるのは、合理的なやり方ではないでしょうか。

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 実戦で慣れるのが大事だとよく言われます。私も全く同感です。ただ程度問題なのと、どの段階で言うかによって重視する度合いが変わってきます。ある程度の基本を身につけた人は、どんどん実戦重視でいくべきでしょう。でも全く分からない人がいきなり実戦重視でいくと混乱しかねませんし、そのやり方でも習得できるものはあるのでしょうが、効率のよいやり方ではないと思います。

 これはスポーツと同じ気がします。例えばサッカーで、実戦が大事だからと常に試合ばかりやるのが効果的かといったら、そうではないでしょう。シュートに特化した、ある意味割り切れる練習も必要でしょう。確かに試合ではシュート練習のように、いつも蹴りやすい球が来る訳ではありませんが、試合だけではそもそも自分がシュートをする場面にならず、型通りのシュートさえ味わえないかもしれません。

 要はバランスの問題なのですが、初心者はまず割り切れるものから始め、型を習得するのがよいと思います。そして英語(外国語)を学ぶ場合、この型にあたるのが文法だと思っています。

 最近英語教育においてはspeakingなども含めた4技能の習得が求められていますが(大学入学共通テストでの導入は見送られてしまいましたが)、得てして英会話となると途端に文法などいいからとにかく話せと、正確さはどうでもいいという論調になりがちです。確かに文法的に正しくなさそうだから話さないというのでは会話になりませんし、勉強の態度としてもよくありません。でもだからと言って常に正確さがどうでもいいという訳ではありません。相対的に文法の占める重要度は下がるのかもしれませんが、会話だって文法に則ってより正しいことを話そうとするという姿勢は大事でしょう。

 ちなみに最近必要性が高まっていると思われる発信型の英語(writing)では、特に文法は役立つと実感しています。英文法、ぜひ学んでみませんか、見直してみませんか? 家庭教師 英語110番ならオンライン形式で手軽に始められます。



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