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英文法解法例

 このコーナーでは、実戦的な文法問題(一例として、関係詞の区別)を題材に、解法を示してみたいと思います。
 ちょっと細かいかもしれませんが、自ら目のつけどころを見い出し、論理的に考えを進めていく、英語110番的思考を垣間見ることができます。

体感・英語110番も合わせてどうぞ。

<関係詞の区別>

 関係詞で最も重要で、かつ生徒が引っかかりやすい項目に、関係代名詞と関係副詞の区別があります。まず次の問題を考えてもらいましょう。


問、(  )に入る最も適切なものを1つずつ選び、クリックして下さい。
1, The man (  ) I respect most has made a great discovery.
        

2, The street (  ) leads to the museum is very narrow.
        

3, This is the park (  ) we used to play soccer.
        


 総合的な関係詞の区別の問題で、まず第一に考えるべきことは、関係代名詞と関係副詞の区別です。ここを間違えると、whoかwhomかという区別も無意味になってしまうので、注意が必要です。
 さてそれらを区別するための法則は単純で、以下の通りです。

・(  )の後が不完全な文(文の要素が欠けている) ⇒ 関係代名詞
・(  )の後が完全な文(文の要素が揃っている) ⇒ 関係副詞

>> この法則のより詳しい解説へ

 こうした観点で問題を見直すと、

問1⇒ (  )の後が不完全な文・・・respectの目的語(誰を尊敬するのか)が欠けている ⇒ 関係代名詞(目的格、先行詞が人⇒whom)  ▼注意

問2⇒ (  )の後が不完全な文・・・leadsの主語(何が通じているのか)が欠けている ⇒ 関係代名詞(主格、先行詞が物⇒which)

問3⇒ (  )の後が完全な文・・・S,V,Oは全て揃っている ⇒ 関係副詞(先行詞が場所⇒where)

ということになります。
 さて以上は基本問題で、多少とも慣れている人にとっては、問題なく解けたはずです。では、次ページの問題はどうでしょうか。

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