英語110番は、大学受験向け、英語専門家庭教師です。
生徒の特徴を的確に見抜き、何を勉強すべきかをはっきりと示します。

■ 実録・英語110番 ・・・ 目標達成までの全記録


  その2・進級のかかった学年末試験を無事突破した高2生の記録


▼ まずは依頼時の状況 ▼


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■ 依頼した生徒:
 鎌田大亮・・・MARCHの某付属高校2年男子。

■ 依頼した時期:
 04年12月19日・・・2学期の期末テストの結果が出た時期。
 授業期間は、05年1月6日 〜 05年2月23日。

■ 目標
 ズバリ、高3に進級できるように、学年末テストで48点をとる。

■ 性格、プロフィール
 素直だが、勉強に関しては非常にのんびり屋。レベルが高く、練習量も多い運動部で活躍。おかげで、体力および精神力は抜群に強い。

■ スタート時の生徒の状況
 この高校は1〜3学期の成績の合計が、5に満たない科目が1つでもあれば、進級できません。しかしこの生徒は1、2学期の英語の成績がともに1でした。つまり3学期に3をとらなければ、高3に進級できないのです。

 2から3ならともかく、1から3に上げるのは難しいなあ、というのが最初の率直な感想でした。

 ちなみに3の成績をとるには、前述のように、次の学年末試験で最低48点(120点満点)が必要とのこと。この点でいいなら何とかなるかな、と思ったのもつかの間、テストの範囲を聞き、量の多さにびっくり! その範囲とは、

◎読解: 英U教科書(PROMINENCE) Lesson9 & Lesson10
 (文章量は教科書15ページ分)
◎文法: FOREST問題集 / 比較、動名詞、不定詞の3単元
◎英作文: 学校オリジナルのプリント10枚(1枚あたりの例文は約13)
 → 計130例文
◎単語、熟語: 単語集(データベース3000:桐原書店)より出題・・・何と覚えるべき
 単熟語は、衝撃の1171個!(もはや、定期テストの域を超えている〜)
  ※その他、リスニングもあり

 さらに、授業の方針、内容を決めるにあたって、過去の中間、期末テストを分析すると、常に以下のような内容、配点になっているとのこと。

1、リスニング(配点:2×5=10)
2、読解1(配点2×15=30)
3、読解2(配点1×5+2×5=15)
4、文法(配点2×10=20)
5、単語・熟語(配点(単語)1×11+(熟語)1×4=15)
6、英作文(配点2×10=20)
7、総合問題(配点2×5=10)
   計120点

 実際に過去の問題を見てみると、指定の範囲からまんべんなく出題されていて、スキのない問題作り。凝った問題も結構あり、出題範囲の多さと合わさって、一体どう対策を立てたらよいのかと、頭がクラクラ・・・・・
 強いて言えば、読解の問題でも、単熟語の問題が多いなど、理論はともかく、単熟語の暗記だけでも、ある程度の得点になるかなとの印象。

 そして、生徒の今までの出来を聞いてみると・・・・・
 今までの中間、期末テストの得点は、平均20点くらい。ただし解けた問題も、決して分かって解いたわけではないとのこと。

 元々英語は苦手で、特に文法は全く分かっておらず、限られた時間で目標を達成するには、暗記だけで何とかなるものに徹するべきかな、との思いを強くします。
 ありがたいことに、記憶力は悪くないことが判明し、やはり暗記ものに徹しようという結論に達します。

 しかし、出題範囲が広いからと言って、あれこれ手を広げて勉強すると、結局、頭には何も定着せず、テストの得点には結びつかないので、元々の私のポリシーである、「的を絞って確実に暗記する」ことを徹底しました。

 最終的に、テストの内容、本人の現段階の力を踏まえ、以下のように、設問ごとに細かく目標得点を定め、進級の条件である48点をとるために、万全の態勢で臨みます。

1、リスニング → 目標6/10点
   ・・・元々これくらいの点は取れるということで。
2、読解1 → 目標10/30点
   ・・・過去の問題の分析から、出題されそうな単熟語やテーマに的を絞って勉強
   する。
3、読解2 → 目標5/15点
   ・・・こちらまでは手が回らないので、毎回出ている新出単語だけは確実に暗記
   し、5点は死守する。
4、文法 → 目標4/20点
   ・・・前述のように、文法は全く分かっていないので、基本的に省くことにする。た
   だ、学校の先生が出そうだと言うところは、それなりに覚えているので、いくら何
   でも2問は合うだろうということで、4点という目標とする。
5、単語・熟語 → 目標10/15点
   ・・・やはり、やればすぐに点に結びつくのは単熟語。ただし出題範囲が膨大
   (1171個)なので、やり方に工夫が必要。さしあたり、出題数の少ない熟語は省
   くことにする。
6、英作文 → 目標10/20点
   ・・・英語が苦手な生徒には最もつらい英作文だが、範囲がきっちり決まっている
   ことと、本人にそれほど抵抗がないことから、英作文はむしろ得点源と位置付け
   る。
7、総合問題
   ・・・現状では、何が出るか分からない総合問題は捨てざるを得ない。

 以上の目標を合計すると、進級の条件を少し上回る51点となり、この点を絶対に取るべく、勉強を開始します。


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